<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>安全管理体制構築 &#8211; トレーナーノオト</title>
	<atom:link href="https://www.trainer-note.com/tag/%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%AE%A1%E7%90%86%E4%BD%93%E5%88%B6%E6%A7%8B%E7%AF%89/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://www.trainer-note.com</link>
	<description>トレーナーの知見を学べる</description>
	<lastBuildDate>Sat, 29 Aug 2026 04:27:22 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	
	<item>
		<title>ファーストレスポンダーとは？バイスタンダーとは？ファーストレスポンダーとバイスタンダーの違いをわかりやすく解説</title>
		<link>https://www.trainer-note.com/first-responder-bystander/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletictrainer]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 28 Aug 2026 04:28:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[救急対応・応急手当]]></category>
		<category><![CDATA[ファーストレスポンダー]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理体制構築]]></category>
		<category><![CDATA[救急対応]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.trainer-note.com/?p=103</guid>

					<description><![CDATA[「ファーストレスポンダーってなに？」 「バイスタンダーってなに？」 「ファーストレスポンダーとバイスタンダーってどう違うの？」 バイスタンダーとは バイスタンダーとは、何らかの緊急事態や危険な状況を目撃、または偶然その場 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph"><strong>「ファーストレスポンダーってなに？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「バイスタンダーってなに？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「ファーストレスポンダーとバイスタンダーってどう違うの？」</strong></p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、ファーストレスポンダーとバイスタンダーの違いについてわかりやすく解説します。</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading">バイスタンダーとは</h2>



<p class="wp-block-paragraph">バイスタンダーとは、何らかの緊急事態や危険な状況を目撃、または偶然その場所に居合わせた一般の人のことを言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">傷病者に対する関与は自発的で、現場に居合わせた人は誰でもバイスタンダーになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その場所に偶然居合わせた一般の人になるので、応急手当に必要な知識や救命に必要な資機材を持っていない可能性があります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ファーストレスポンダーとは</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ファーストレスポンダーとは、緊急時に救急隊などが到着する前に現場に駆けつけて救急対応することが<strong>職務上</strong>で求められる人のことを言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">バイスタンダーと救急隊などの間の救命の連鎖を繋ぐ重要な役割を果たします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">バイスタンダーもファーストレスポンダーも医療資格を有しない一般の人という点では同じですが、<strong>違いは、職務上で救護義務を有しているか、どうかです。</strong></p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init is-style-gray">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>ファーストレスポンダー</p></div>



<ul class="wp-block-list is-style-sbd-border-blue">
<li>消防隊員</li>



<li>警察官</li>



<li>海上保安官</li>



<li>自衛官　など</li>
</ul>
</div>



<h2 class="wp-block-heading">一般社団法人　日本救護救急学会「ファーストレスポンダー」</h2>



<p class="wp-block-paragraph">これまでは、上記の消防隊員などがファーストレスポンダーとして位置付けられていましたが、一般社団法人日本救護救急学会は、下記の「医療資格を有しない非医療従事者に関しても同様の知識と処置がファーストレスポンダーとして求められるようになってきた」と<a href="https://www.jfem-9599.com/ファーストレスポンダー/ファーストレスポンダーとは/">ホームページ</a>で言及しています。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init is-style-gray">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>一般社団法人 日本救護救急学会「ファーストレスポンダー」</p></div>



<ul class="wp-block-list is-style-sbd-border-blue">
<li>自衛隊員</li>



<li>警察官</li>



<li>海上保安官</li>



<li>介護士</li>



<li>社会福祉士</li>



<li>ケアマネージャー</li>



<li>病院職員</li>



<li>学校教職員（養護教諭を含む）</li>



<li>保育士</li>



<li>駅員</li>



<li>警備員</li>



<li>ライフセーバー</li>



<li>登山ガイド</li>



<li>スポーツインストラクター</li>



<li>スキーパトロール</li>



<li>消防団など</li>
</ul>
</div>



<h2 class="wp-block-heading">ファーストレスポンダーとして求められる指導者や運営スタッフ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">日本救護救急学会のホームページでは、ファーストレスポンダーとして「スポーツインストラクター」が明記されていることから指導者全般もファーストレスポンダーとして位置付けられると捉えることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、「病院職員」、「駅員」が明記されていることで、指導者だけでなく、運動施設で活動するスタッフ全般や大会・イベントスタッフ全般もファーストレスポンダーとして位置付けられるでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">指導者や運営スタッフが常にファーストレスポンダーとして求められるというわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ファーストレスポンダーはあくまでも職務上の救護義務を有している場合です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">言い換えれば、指導者や運営スタッフとして活動しているときに、職務上の対象者に対する救護義務を有しているため、活動していない時にはバイスタンダーになります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">バイスタンダーであれば、「勇気を出して救命をしましょう！」ということになりますが、ファーストレスポンダーには職務上の救護義務があるため、救護の知識やスキルを高めることが求められます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一人一人の救護に関する知識やスキルを高めると同時に、チームワークで緊急時に適切かつ迅速に対応するためにはEAPを中心に救護体制を整えることが重要です。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【2026年最新】緊急時対応計画（エマージェンシーアクションプラン:EAP）とは？EAPを中心にスポーツ現場の救護体制を整える方法をわかりやすく解説</title>
		<link>https://www.trainer-note.com/eap-medical-emergency/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletictrainer]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 Aug 2026 06:18:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[救急対応・応急手当]]></category>
		<category><![CDATA[EAP]]></category>
		<category><![CDATA[エビデンス]]></category>
		<category><![CDATA[スポーツ]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理体制構築]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.trainer-note.com/?p=100</guid>

					<description><![CDATA[「緊急時対応計画？エマージェンシーアクションプラン？EAPって何？」 「EAPってどうやって作ればいいの？」 「救護体制ってどう整えればいいの？」 スポーツ現場で、AEDを用意してCPR/AEDの講習会を受講していれば救 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph"><strong>「緊急時対応計画？エマージェンシーアクションプラン？EAPって何？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「EAPってどうやって作ればいいの？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「救護体制ってどう整えればいいの？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">スポーツ現場で、AEDを用意してCPR/AEDの講習会を受講していれば救護体制が整っていて、安全配慮義務を果たしていることにはなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">公益財団法人日本AED財団も、<a href="https://aed-zaidan.jp/report/20240703.html">スポーツ現場におけるEAPの活用</a>を提案しています。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、EAPを中心にスポーツ現場でどのように救護体制を構築していくかについてわかりやすく解説します。</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading">緊急時対応計画（エマージェンシーアクションプラン: EAP）とは</h2>



<p class="wp-block-paragraph">EAPとは、Emergency Action Plan（エマージェンシーアクションプラン）という英語の頭文字をとったもので、日本語では、緊急時対応計画と呼ばれています。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">私が所属している<a href="https://e.sports-safety.com/">NPO法人スポーツセーフティージャパン</a>では、救急対応を適切かつ迅速に実施するためには、「ヒト」と「モノ」が円滑に機能するための体制（救護体制）が必要で、どのスポーツ現場でも、この３つ「ヒト」「モノ」「体制」について取り組んで、スポーツを安全にできる環境を整えるために活動しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ちなみに、<a href="https://www.bleague.jp/scs/">B.LEAGUEのSCS推進チーム</a>のSafety（命を守る）の取り組みの中でも、「ヒト」「モノ」「体制」で取り組まれています。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">スポーツ現場で救護体制を構築する上で鍵を握っているのが、EAPで、安全配慮義務を果たす上では特に注目されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">スポーツ現場で想定される緊急時にどうのように対応するかを事前に計画し、初めて会場に来た人が緊急時に遭遇した場合に迅速に対応できるように<strong>一目でわかりやすくまとまったシート</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">EAPは１つ１つの緊急事態に対する手順を詳細に明文化されたマニュアルというのはよくある誤解です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「突然心停止のEAP」「熱中症のためのEAP」「落雷時のためのEAP」などというモノではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">突然心停止に特化した手順を詳細に明文化したものは、英語で「Cardiac Emergency Response Plan（CERP）」で、EAPとこのCERPを日本ではごちゃ混ぜになってしまっているのが現状です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">EAPにはあくまでも、緊急事態と判断されてから救急車でスポーツ現場をスムーズに出発し、医療機関へ傷病者を搬送するために必要な情報を記載します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">緊急事態にEAPを見ながら適切に対応ができるようになるべく簡潔にまとめられていなければなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">突然心停止や熱中症など、一つ一つの緊急事態に対する手順に関しては、EAPではなく、「危機管理マニュアル」「安全マニュアル」などのマニュアルの中に記載するようにしてください。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">NPO法人スポーツセーフティージャパンの一員として、滋賀県スポーツ協会と一緒に、EAPの作成手順に関するマニュアルを作成しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">下記のリンク先の滋賀県スポーツ協会のホームページからEAP作成マニュアルとEAPのテンプレートをダウンロードできるのでぜひ参考にしてみてください！</p>
</div></div>



<p class="has-text-align-center wp-block-paragraph"><a href="https://www.bsn.or.jp/instructor/eapcreation-manual/">公益財団法人滋賀県スポーツ協会 EAP作成マニュアルについて 2024/12/17</a></p>



<h2 class="wp-block-heading">EAP作成時の注意点</h2>



<p class="wp-block-paragraph">EAPを作成する上で注意しなければならないのは、いつ、誰がこのEAPを参考にするかです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大会主催者側が大会参加者や観客に向けて作成しているのであれば、緊急時に対応する大会側や施設側のスタッフの一人一人の連絡先を載せる必要はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大会主催者側の救護に関する窓口となる救護室などの連絡先だけを載せておけば問題ありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように大会参加者や観客が緊急時に誰に、またはどこに連絡をすればいいのかを考え、必要な連絡先だけを載せるようにしましょう。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="has-text-align-center wp-block-paragraph">個人情報の開示には注意が必要です</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">また、平日と休日、祝日、時間帯などによって緊急時に搬送する最寄りの医療機関が異なる場合があるため、必要に応じてEAPを作成する必要があります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">EAPに記載する項目</h2>



<p class="wp-block-paragraph">EAPには、下記の項目を記載することで、緊急事態と判断してからEAPを発動し、迅速かつ適切にアスレティックトレーナー、医療従事者や救急隊員などの専門家へ引渡し、または医療機関へ搬送することができます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>緊急時の責任者、連絡先</li>



<li>AEDや担架などの救急器具や搬送器具などの設置場所</li>



<li>会場の住所と目印</li>



<li>最寄りの医療機関の情報</li>



<li>救急車の搬入経路が始トライセップスされている会場の見取り図</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">他にもスポーツ現場に医師や看護師などのメディカルスタッフが待機している場合には、待機場所や救護室の場所を記載する必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、警備員がいる会場の場合には、救急車の誘導について事前に確認しておき、警備員の待機場所などを記載しましょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">スポーツ現場でのEAPを中心に救護体制を整えるステップ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">スポーツ現場でEAPに基づいた救護体制を構築するには少なくとも下記の9つのステップがあります。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">今回は9つのステップのうち、EAPを発動するような緊急事態が起こる前の準備段階（ステップ1からステップ6）について解説していきます。</p>
</div></div>



<ol start="1" class="wp-block-list is-style-sbd-border-blue">
<li>競技特性や選手個々の情報収集</li>



<li>EAPの作成</li>



<li>安全講習の実施</li>



<li>EAPに基づくシミュレーション訓練の実施</li>



<li>EAPの完成</li>



<li>当日のEAPハドルの実施</li>



<li>救急対応後のEAP発動報告書の作成と関係者の心的ストレスケア</li>



<li>EAP発動報告書の分析</li>



<li>EAPと安全マニュアルの見直し・改善</li>
</ol>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ① 競技特性や選手個々の情報収集</h3>



<p class="wp-block-paragraph">各競技で当たり前ですが、ルールが違います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば野球などの多くのスポーツで試合中に選手が倒れた場合には、審判がプレーを止めて審判の指示によってベンチにいるスタッフは傷病者に近づくことができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方、ラグビーでは、セーフティーアシスタントの資格保有者であれば、試合中に倒れていたり、痛がっている選手がいれば、プレー中でも審判に許可を取らずにフィールドの中に入って傷病者に近づくことができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、アメリカンフットボールやラクロス、アイスホッケーなど防具を装着しているスポーツの場合には緊急時にそれらの防具を外すことを想定しなければなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じスポーツだとしても、年齢や性別、競技レベルなどによって起こっているケガや病気の傾向は異なる場合があるため、事前に調べることが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">選手個々の既往歴や病歴、薬の服用、アレルギーなども迅速かつ適切に救急対応・応急手当をする上では大切な情報になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">救急隊員や病院の医療従事者にも適切な治療を実施する上では必要な情報になるため、チームとしては一人一人の情報をファイルなどにまとめ、救急隊員などの医療従事者に傷病者を引き継ぐときには提供できるようにしてお来ましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ② EAPの作成</h3>



<p class="wp-block-paragraph">競技特性や選手個々の情報収集してからEAPに記載する情報を入手し、必要なものを揃えながらEAPを作成します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じ会場でも練習や試合などではAEDの設置場所などの変更がある場合には、その都度、EAPを作成する必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">EAPは、プロのスポーツ現場などアスレティックトレーナーやスポーツドクターのような専門家がいる現場で作成しなければならないというものではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">プロやアマチュアなど競技レベル関係なく、全てのスポーツ現場で作成する必要があるものと捉えてください。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">公益財団法人スポーツ安全協会が運営している「スポあんラボ」でも</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://www.sportsanzen.org/spoanlabo/EAP.html">EAPの作成方法</a>について解説させていただいています。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">学校やスポーツでの突然死をゼロにするために取り組んでいる公益財団法人日本AED財団では、学校での突然死をゼロにするための様々な活動の一環として、<a href="https://aed-zaidan.jp/user/media/aed-zaidan/files/download/School_EAP.pdf">学校</a>や<a href="https://aed-zaidan.jp/user/media/aed-zaidan/files/download/EAP_Sports.pdf">スポーツ現場</a>でのEAPを作成し、ダウンロードできるようにテンプレートが用意し、<a href="https://aed-zaidan.jp/user/media/aed-zaidan/files/download/EAP_Sports_guideline.pdf">スポーツ現場でのEAP作成ガイドライン</a>をホームページで無料で公開されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">EAPは下記の４つのステップに沿って作成してみてください。</p>



<ol class="wp-block-list is-style-sbd-border-green">
<li>必要な情報を収集する</li>



<li>緊急時アクションフローを作成する</li>



<li>地図を作成する</li>



<li>必要項目を記入する</li>
</ol>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">下記の記事でEAP作成の４つのステップについて分かりやすく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ぜひ参考に読んでみてください。</p>
</div></div>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ③ 安全講習の実施</h3>



<p class="wp-block-paragraph">EAPの作成をしたら、選手を含めた関係者に安全講習を実施しましょう。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>心停止や熱中症、脳振盪はどのような症状で、どのように対応しなければならないのか？</li>



<li>落雷はどう危険で、いつ避難しなければならないのか、安全な避難場所と危険な避難場所の違いは、いつ再開していいのか？</li>



<li>熱中症を予防するには何をしなければならないのか、日頃の体調管理がいかに重要か？</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">など、症状や救急対応に関することだけでなく、予防についてもしっかりと安全講習では触れることが必要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、熱中症や脳振盪の症状に気づいていたとしても、無理してプレーを続けてしまう選手もいるため、知識を学ぶだけでなく、行動できるようにチーム内でディスカッションする機会を設けて、チームとして取り組むことが大切です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ④ EAPに基づくシミュレーション訓練の実施</h3>



<p class="wp-block-paragraph">EAPを作成し、関係者に対して安全講習を実施したら、緊急事態と判断されてからEAPが実際にスムーズに機能するかを検証するためにシミュレーション訓練を実施します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このシミュレーション訓練は、学校や職場で実施されている火事などの避難訓練をイメージしてもらえたらと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">シミュレーション訓練は、少なくとも年に1回実際に練習や試合をする会場で実施するようにしてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">突然心停止や熱中症などスポーツで起こる緊急事態を想定し、しっかりと知識とスキルを持っている人が、必要な救助器具や搬送器具を使用して適切かつ迅速に対応できる体制になっているかを検証します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">適切かつ迅速に緊急事態に対応できる体制が整っているかは、シミュレーション訓練中に時間を計測しながら検証することが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、突然心停止の場合には、倒れてから緊急時と判断してEAPを発動してからのAEDの1回目の電気ショックまでの時間が3分から5分以内になっているかを確認します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">EAP発動するまでの時間がかかってしまっているのか、AEDを取りに行き現場に戻ってくるまでの時間がかかってしまっているのかなど、その原因を探るためには時間を測ることで対応が決まります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">シミュレーション訓練には、実際に対応する可能性があるスタッフなどは全員参加する必要があります。そのため、シミュレーション訓練で検証しているときに各スタッフの動きや時間を測定するチェックする人は、実際の現場にいない人や第三者的な立場の人が望ましいと言えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が学生トレーナーとして活動していたアメリカの大学では、アメリカンフットボールはヘッドアスレティックトレーナーが担当し、アシスタントアスレティックトレーナーは基本的にはアメリカンフットボールの活動には関与していませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アメリカンフットボールにおけるEAPのシミュレーション訓練では、アシスタントアスレティックトレーナーがチェック係を担当していました。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">私が所属しているNPO法人スポーツセーフティージャパンでは、チームや施設、イベント主催者を対象に安全講習とシミュレーション訓練を合わせたEAP研修を実施しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分たちでは安全講習やシミュレーション訓練を実施するのは難しいと考えている場合には、ぜひお問い合わせください！</p>
</div></div>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑤ EAPの完成</h3>



<p class="wp-block-paragraph">EAPのシミュレーション訓練を実施して、AEDの設置場所など変更点があればEAPや安全マニュアルを変更して、EAPを完成します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、予算の問題など課題はあるけど修正できない場合もあるかと思いますので、修正できていない課題については、忘れないようにしっかりと記録することが大切です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑥ 当日のEAPハドルの実施</h3>



<p class="wp-block-paragraph">活動する当日には、緊急時にどのように対応するかを最終確認するミーティングを実施します。ミーティングと言っても、5分以下が目安で、長くても10分くらいになります。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">この試合前に関係者が緊急時にどのように対応するかを確認するミーティングのことを私が所属しているNPO法人スポーツセーフティージャパンでは分かりやすくするために、「EAPハドル」という名称にしました。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">Bリーグでは、2024年のシーズンから試合の前にEAPハドルを開催することを義務化されています。</p>



<div class="wp-block-sbd-point-block wp-block-sbd-checkpoint-block is-style-sbd-checkpoint-green">
<div class="wp-block-sbd-point-block-title"><p class="sbd-checkpoint-title">Bリーグ規定によるEAPハドルの実施概要</p></div>



<div class="wp-block-sbd-point-block-content sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<ul class="wp-block-list is-style-sbd-border-green">
<li>原則試合開始20分前に実施</li>



<li>所要時間2-3分</li>



<li>参加者: ホームチームのアスレティックトレーナー、アウェイチームのアスレティックトレーナー、会場ドクター、ホームチームの運営担当者</li>



<li>参加メンバーの自己紹介</li>



<li>固定具、搬送具の設置位置確認（スクープストレッチャーまたはスパインボード、バキュームスプリント、ター二キットなど）</li>



<li>AEDの設置位置確認</li>



<li>救急車位置の確認</li>



<li>搬送経路</li>
</ul>
</div>
</div>



<p class="wp-block-paragraph"> 試合前に誰が、どのタイミングで集まるかは状況が違うため、団体によって異なります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私がアメリカのラスベガスで活動していた高校ではアメリカンフットボールの試合の30分前に両校のアスレティックトレーナーとホームチームのチームドクターは必ず参加するようになっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">NFLの場合には、キックオフの60分前に両チームのメディカルスタッフだけでなく、審判や救急隊員など多くの担当者が参加しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、試合前にいつ、誰が集まるかも微妙に違いますが、呼び方も多少の違いがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アメリカのアスレティックトレーナーの団体であるNational Athletic Trainers` Association (NATA: 米国アスレティックトレーナーズ協会）では、<a href="https://nata.kglmeridian.com/view/journals/attr/59/6/article-p570.xml">Pre-Event Medical Meetings</a>と呼んでいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、日本では日本ラクロス協会が<a href="https://prj-spo.w.waseda.jp/spo/index.php/resources/safety-time-out/">Safety Time Out</a>と呼んでいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本ラグビーフットボール協会も参加している菅平での取り組みである<a href="https://shinnosuke0907.net/wp-content/uploads/2024/04/d4ed8027d86847baefc04cf0b44b8235.pdf">Sugadaira AED For Everyone (SAFEプロジェクト)</a>では、SAFE +ONEという名称が付いています。</p>



<div class="wp-block-sbd-point-block wp-block-sbd-checkpoint-block">
<div class="wp-block-sbd-point-block-title"><p class="sbd-checkpoint-title">SAFE +ONE</p></div>



<div class="wp-block-sbd-point-block-content sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">SAFE+ONEは両チームの代表者（監督やトレーナー）が試合開始の10分前に緊急時の対応について確認するために行う1分間の打ち合わせです。</p>
</div>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">アスレティックトレーナーなどの専門家がいないどのスポーツ現場でもSAFE+ONEのように両チームの代表者が緊急時の対応について確認する時間をかけてほしいと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、<a href="https://www.mshsl.org/pre-contest-administrative-and-medical-timeout?fbclid=IwY2xjawT7YZdwZG9mBWV4dG4DYWVtAjEwAGJyaWQRMTVaV0d1a1dYZnlVcXJTTjFzcnRjBmFwcF9pZBAyMjIwMzkxNzg4MjAwODkyAAEexT4OiL8s704qxTHa0wTgQwE3QpO5u-F7Iq6Fsgy4BIDG26vDvHNszGbmb2k_aem_NDj-PXaCy_dzDjiCoQUiOg">アメリカのミネソタ州の高校での取り組み</a>では、両チームの代表者に選手の健康状態の確認や観客の言動に関するルールの確認などを含めています。スポーツ現場を安心・安全に加えて、よりリスペクトし合う場にするために取り組まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このEAPハドルに参加する関係者は、団体などによって変わりますが、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>両チームのメディカルスタッフまたはチームの責任者</li>



<li>試合の審判</li>



<li>大会の責任者</li>



<li>大会ドクター</li>



<li>試合会場の施設管理責任者</li>



<li>救急隊員</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">などが含まれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">救急隊員については、日本の場合には市区町村など行政が主催者の場合には試合会場に待機する場合がありますが、ほとんどの試合や大会の会場には待機していない、または民間の救急車が待機しているかと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が救護スタッフとして活動しているトレイルランの大会では、市区町村が主催者もしくは地域振興のイベントの１つとして位置付けられているため、スタート地点またはゴール地点に救急車が待機してくれている体制を整えてくださっているので本当に助かっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、2026年の夏に開催されたラクロス女子世界大会でもメインピッチには救急車と救急隊員が待機してくれていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">EAPハドルを実施する際に救急隊員がいない場合には、事前に消防署に行き、EAPについて説明しに挨拶に行くことが大切です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">参考文献</h2>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://www.nata.org/sites/default/files/emergency_action_plan_development.pdf">Scarneo-Miller SE, et al. National Athletic Trainers` Association Position Statement: Emergency Action Plan Development and Implementation in Sport. J Athl Train. 2024;59(6):570-583.</a></li>



<li><a href="https://www.nata.org/sites/default/files/emergencyplanninginathletics.pdf">Andersen J, Courson RW, Kleiner DM, McLoda TA. National Athletic Trainers` Association position statement: emergency planning in athletics. J Athl Train. 2002;37(1):99-104</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>各冷却方法の冷却効率を比較 労作性熱射病から命を守るために正しい選択をするために</title>
		<link>https://www.trainer-note.com/cooling-rates-comparison/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletictrainer]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 22 Aug 2026 13:20:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[救急対応・応急手当]]></category>
		<category><![CDATA[エビデンス]]></category>
		<category><![CDATA[冷却方法]]></category>
		<category><![CDATA[労作性熱射病]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理体制構築]]></category>
		<category><![CDATA[救急対応]]></category>
		<category><![CDATA[暑さ対策]]></category>
		<category><![CDATA[熱中症]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.trainer-note.com/?p=97</guid>

					<description><![CDATA[労作性熱射病から命を守るためには、労作性熱射病を発症してから30分以内に深部体温を39℃以下に下げることです。 発症してから30分以内に深部体温を下げるためには、１分間にどれくらいの効率で深部体温を下げることができるかの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病から命を守るためには、労作性熱射病を発症してから30分以内に深部体温を39℃以下に下げることです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">発症してから30分以内に深部体温を下げるためには、１分間にどれくらいの効率で深部体温を下げることができるかの冷却効率を知り、適切な冷却方法を選択する必要があります。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、各冷却方法の冷却効率を比較して、労作性熱射病に対する適切な冷却方法を選べるように解説します。</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病から命を守るための冷却効率の条件</h2>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病では、深部体温が40.5℃以上になります。スポーツや仕事など、身体活動を伴った労作性熱射病では、深部体温が42.0℃や43.0℃まで高まったという報告もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温を42.0℃から39℃以下に下げるためには、3℃下げる必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">30分以内に深部体温を3℃下げて39℃以下にするためには、少なくとも１分間に<strong>0.10℃以上の冷却効率</strong>のある冷却方法を選択しなければなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、深部体温が43.0℃の場合には、4℃下げる必要があるため、<strong>0.13℃/分以上の冷却効率</strong>のある冷却方法を選ぶ必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここで忘れてはいけないのが、発症してから30分以内という点です。冷却を開始してから30分以内ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病を疑い、労作性熱射病のために全身冷却する場所（ヒートデック）に移動する時間も含めて30分以内になるため、下記のような基準があります。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病の救急対応として<strong>望ましい冷却方法</strong>: 冷却効率が<strong>0.15℃/分以上</strong>の冷却方法</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病の救急対応として<strong>許容範囲内の冷却方法</strong>: 冷却効率が<strong>0.08〜0.14℃/分</strong>の冷却方法</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病の救急対応として<strong>不適切な冷却方法</strong>: 冷却効率が<strong>0.08℃/分未満</strong>の冷却方法</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">何度も強調させていただきますが、注意しなければならないのは、労作性熱射病を発症してから30分以内という点で、身体冷却を始めてから30分以内という意味ではありません。</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病の救急対応として望ましい冷却方法</h2>



<p class="wp-block-paragraph">冷却効率が0.15℃/分以上の冷却方法が労作性熱射病の救急対応として望ましいとされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この条件に合う冷却方法は下記の冷却方法になります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>2℃の氷水の中に全身（首の下）を漬ける氷水浴法（アイスバス法）: 0.35℃/分</li>



<li>冷たい水の中に全身（首の下）を漬ける冷水浴法（アイスバス法）: 0.25℃/分</li>



<li>1℃から3℃の氷水の中に半身を漬ける氷水浴法（アイスバス法）: 0.20℃/分</li>



<li>8℃の氷水の中に全身（首の下）を漬ける氷水浴法（アイスバス法）: 0.19℃/分</li>



<li>20℃の冷たい水の中に全身（首の下）を漬ける冷水浴法（アイスバス法）: 0.19℃/分</li>



<li>タープやブルーシートの中の9℃の氷水の中に漬ける氷水浴法（TACO）: 0.17℃/分</li>



<li>5℃の冷たい水の中に全身（首の下）を漬ける冷水浴法（アイスバス法）: 0.16℃/分</li>



<li>14℃の冷たい水の中に全身（首の下）を漬ける冷水浴法（アイスバス法）: 0.16℃/分</li>



<li>冷たい水の中に手足を漬ける方法: 0.16℃/分</li>



<li>1℃から3℃の氷水の中に胸骨部まで漬ける氷水浴法（アイスバス法）: 0.15℃/分</li>
</ul>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">冷却効率が0.15℃/分以上の冷却方法であるアイスバス法とTACOのやり方については下記の記事でそれぞれ解説していますのでぜひ、参考にしてください。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-blog-card">
	<div class="p-blogcard c-hover-opacity">

				<a class="p-blogcard__img-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/"">	
			<img fetchpriority="high" decoding="async" width="1000" height="654" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/stewardesign-woman-6759088.jpg" class="attachment-large size-large wp-post-image" alt="アイスバス法とは？救命率100% 労作性熱射病の救急対応として最も効率よく深部体温を下げるやり方を解説" />		</a>

		<a class="p-blogcard__title-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/">アイスバス法とは？救命率100% 労作性熱射病の救急対応として最も効率よく深部体温を下げるやり方を解説</a>

					<a class="p-blogcard__excerpt-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/"">	
				熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復す&hellip;			</a>
				<div class="p-blogcard__btn-area"><a href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/" class="p-blogcard__btn c-btn">記事を読む</a></div>
	</div>
</div>




<div class="wp-block-sbd-blog-card">
	<div class="p-blogcard c-hover-opacity">

				<a class="p-blogcard__img-area" href="https://www.trainer-note.com/taco/"">	
			<img decoding="async" width="1000" height="667" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/conrad-stel-d7Q5DhR5ylg-unsplash.jpg" class="attachment-large size-large wp-post-image" alt="ブルーシートを使ったTACOとは？労作性熱射病の救急対応のアイスバス法の代用となるやり方をわかりやすく解説" />		</a>

		<a class="p-blogcard__title-area" href="https://www.trainer-note.com/taco/">ブルーシートを使ったTACOとは？労作性熱射病の救急対応のアイスバス法の代用となるやり方をわかりやすく解説</a>

					<a class="p-blogcard__excerpt-area" href="https://www.trainer-note.com/taco/"">	
				熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復す&hellip;			</a>
				<div class="p-blogcard__btn-area"><a href="https://www.trainer-note.com/taco/" class="p-blogcard__btn c-btn">記事を読む</a></div>
	</div>
</div>




<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病の救急対応として許容範囲内の冷却方法</h2>



<p class="wp-block-paragraph">冷却効率が0.08〜0.14℃/分の冷却方法が労作性熱射病の救急対応として許容範囲内とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この条件に合う冷却方法は下記の冷却方法になります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>全身に12℃の水をかけ続ける水道水散布法＋アイスマッサージ: 0.13℃/分</li>



<li>涼しい場所で扇風機に当たる: 0.11℃/分</li>
</ul>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病の救急対応として不適切な冷却方法</h2>



<p class="wp-block-paragraph">冷却効率が0.08℃/分未満の冷却方法が労作性熱射病の救急対応として不適切とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この条件に合う冷却方法は下記の冷却方法になります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>全身に20℃のシャワーをかけ続ける水道水散布法: 0.07℃/分</li>



<li>全身に15℃の水道水をかけ続ける水道水散布法: 0.05℃/分</li>



<li>室温22℃の環境で、扇風機に当たる: 0.03℃/分</li>



<li>首や脇の下、鼠径部を走行する大きな血管を氷嚢を当てる動脈アイシング: 0.027℃/分</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">注意しなければならないのは、上記の不適切な冷却方法をしてはいけないというわけではないという点です。特に、熱疲労の応急手当として実施している動脈アイシングをしてはいけないというわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">動脈アイシングは冷却効率が0.08℃/分未満のため、動脈アイシング<strong>のみ</strong>で対応してしまうと十分に深部体温を下げることができないため、他の冷却方法と併用することは可能です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">この記事で紹介している冷却効率を参考にEAPのシミュレーション訓練で倒れてからヒートデックまで搬送する時間がどれくらい時間がかかるを検証して、どれくらいの冷却効率が必要なのかを確認する必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温を効率よく下げるためには、なるべく広範囲に全身を冷やすことです。また、上記の不適切な冷却方法でも、やってはいけないのではなく、冷却効率を上げるためには、他の冷却方法と併用して実施することは労作性熱射病から命を守るためには有効です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">スポーツや運動、作業などをする前にしっかりと労作性熱射病から命を守るための冷却方法を冷却効率を考慮して選んで準備しましょう。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ブルーシートを使ったTACOとは？労作性熱射病の救急対応のアイスバス法の代用となるやり方をわかりやすく解説</title>
		<link>https://www.trainer-note.com/taco/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletictrainer]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 07:13:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[救急対応・応急手当]]></category>
		<category><![CDATA[労作性熱射病]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理体制構築]]></category>
		<category><![CDATA[熱中症]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.trainer-note.com/?p=33</guid>

					<description><![CDATA[熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復するために重要です。 そのため、労作性熱射病の救急対応の体制を整える上では、倒れてから（発症してから） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復するために重要です。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病については下記の記事で詳しく解説しています。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-blog-card">
	<div class="p-blogcard c-hover-opacity">

				<a class="p-blogcard__img-area" href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/"">	
			<img decoding="async" width="1000" height="750" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/lindajm-emergency-vehicles-2770875_1280.jpg" class="attachment-large size-large wp-post-image" alt="【2026年最新】労作性熱射病とは？熱中症で最も重篤な熱射病の原因・症状・救急対応・予防をまとめました" />		</a>

		<a class="p-blogcard__title-area" href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/">【2026年最新】労作性熱射病とは？熱中症で最も重篤な熱射病の原因・症状・救急対応・予防をまとめました</a>

					<a class="p-blogcard__excerpt-area" href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/"">	
				熱中症は、熱失神、運動誘発性筋けいれん、熱疲労、熱射病を総称した障害です。労作性熱射病は、スポーツや職場における熱中症の&hellip;			</a>
				<div class="p-blogcard__btn-area"><a href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/" class="p-blogcard__btn c-btn">記事を読む</a></div>
	</div>
</div>




<p class="wp-block-paragraph">そのため、<strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-vivid-red-color">労作性熱射病の救急対応の体制を整える上では、倒れてから（発症してから）30分以内に深部体温を39℃以下に下げるための早期発見・搬送・全身冷却の体制が鍵</mark></strong>となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病に対する全身冷却として、国際的なゴールドスタンダードになっているのが、アイスバス法です。アイスバス法は、海外では、Cold Water Immersion（氷水浸漬）と呼ばれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、すべてのスポーツ現場や職場でアイスバス法のバスを準備することができるわけではありません。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">アイスバス法について詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-blog-card">
	<div class="p-blogcard c-hover-opacity">

				<a class="p-blogcard__img-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/"">	
			<img decoding="async" width="1000" height="654" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/stewardesign-woman-6759088.jpg" class="attachment-large size-large wp-post-image" alt="アイスバス法とは？救命率100% 労作性熱射病の救急対応として最も効率よく深部体温を下げるやり方を解説" />		</a>

		<a class="p-blogcard__title-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/">アイスバス法とは？救命率100% 労作性熱射病の救急対応として最も効率よく深部体温を下げるやり方を解説</a>

					<a class="p-blogcard__excerpt-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/"">	
				熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復す&hellip;			</a>
				<div class="p-blogcard__btn-area"><a href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/" class="p-blogcard__btn c-btn">記事を読む</a></div>
	</div>
</div>




<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、労作性熱射病の疑いがあるときの救急対応としてのアイスバス法の代用となるTACOのやり方について解説します。</p>



<h2 class="wp-block-heading">TACOとは</h2>



<p class="wp-block-paragraph">TACOとは、Tarp Assisted Cooling Methodの頭文字をとったものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">タープとは、キャンプをやる人にとっては馴染みのあるものですが、下記のようなキャンプなどをしたときに屋根の役割（太陽の日差しや雨を防ぐ）を果たし、みんなでくつろぐためのリビングのような空間を作るために使われる大きな布のことを指します。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="1000" height="667" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/david-castro-9JygzJGUdQ0-unsplash.jpg" alt="" class="wp-image-35" style="aspect-ratio:1.4992888417882142;width:633px;height:auto"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">アメリカではタープの方が馴染みがありますが、日本の場合にはブルーシートの方が馴染みがあると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">TACOでは、このタープもしくはブルーシートを使って身体を冷却する方法です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病のためのTACOの手順</h2>



<p class="wp-block-paragraph">TACOもアイスバス法と同じように冷やし過ぎてしまうと低体温となるリスクがあるので、直腸温を継続して測定できる医師がいる現場では、深部体温を測定しながら実施することが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温や血圧などは継続的にモニタリングをして、バイタルサインなどの症状や時間経過などを記録するようにしてください。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ① ヒートデックの準備</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ヒートデックとは、労作性熱射病に対して身体を冷却する場所のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">TACOの特徴は、アイスバスよりも携帯性に優れているため、傷病者が倒れたところでも、氷水を用意することができれば可能です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どのような水と氷を確保するかによってヒートデックの場所は変わってきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">プライバシーへの配慮などを忘れずに、事前にどこにヒートデックを設置するかを決めましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">水温は9℃が目安です。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="has-text-align-left wp-block-paragraph">水温が9℃の時にTACOを実施すると1分間に深部体温を約0.17℃下げることができる</p>
</div></div>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ② 深部体温の評価とTACOの実施の判断（EAP発動）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病の疑いがあるときには、医師によって深部体温を測定します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温が40.5℃以上の場合または深部体温が40.5℃未満の場合でも、中枢神経系の異常があれば労作性熱射病を疑います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病の疑いがある場合には、緊急時と判断し、EAP（緊急時対応計画: エマージェンシーアクションプラン）を発動します。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="has-text-align-center wp-block-paragraph">労作性熱射病の疑い→EAPの発動→TACOの説明・実施</p>
</div></div>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ③ ブルーシートの上に傷病者を仰向けに寝かせる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">TACOの説明など、傷病者とコミュニケーションをとりながら、ブルーシートの中央に傷病者を仰向けで寝かせるようにしてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">可能であれば、経口補水液を飲んでもらいましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ④ 少なくとも4名で四隅を持ち上げて、氷水がたまるようにする</h3>



<p class="wp-block-paragraph">氷と水を傷病者にかけた後は、ブールシートが重くなるため、比較的多くの人数が必要になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どれくらいの人数が必要になるかは、EAPのシミュレーション訓練で検証する必要があります。また、EAPのシミュレーション訓練では、一番体格のいい（身長、体重）人を傷病者と想定してください。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑤ 水と氷をためる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">水道水からホースを利用して水をためる場合には、傷病者にホースで水をかけながら、氷を入れるようにしてください。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑥ ブルーシートの中の氷水をかき混ぜる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">体の表面の氷水が温くなって深部体温を下げる効率が下がる可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">常に冷たい水が皮膚の周囲にあるようにし、氷水が動くことによって、効率よく深部体温を下げるようにしてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ブルーシートを持っている人たちが協力して、ブルーシートを揺らすことによって中にある氷水がかき混ざるようにしましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">必ず一人は傷病者の顔を見れるようにし、上体が上になるよう、少し斜めになるようにしてください。アイスバスと同様に溺れるのを防ぎましょう！</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑦ TACOの終了</h3>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温が39℃以下になったら、ブルーシートを床に置き、傷病者を移動させます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温を測定できない場合にTACOをする場合には、「寒い」と言うまで、またはTACOを開始してから15分から20分後（深部体温が約3℃以上低下したと推定）には傷病者を移動させる。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑧ 15分間の経過観察</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ブルーシートから出た後に、再度、深部体温が上昇しないか、低体温に陥らないかなどを評価するために、15分間は経過観察します。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑨ 医療機関の受診</h3>



<p class="wp-block-paragraph">15分間の経過観察で問題がない場合には、臓器障害がないかを採血検査などで確認するために医療機関を受診します。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、労作性熱射病に対するブルーシートを使用したTACOを解説させていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">医師がいる、いないに関わらず、現場で労作性熱射病の疑いがある人が発生したときにどのような救急対応を実施するかを事前に決め、救護体制を整えておく必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、どのような手順で労作性熱射病に対して救急対応をするのかについては、それぞれの現場に合った手順を安全マニュアルに明記することが大切です。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【2026年最新】労作性熱射病とは？熱中症で最も重篤な熱射病の原因・症状・救急対応・予防をまとめました</title>
		<link>https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletictrainer]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 06:39:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[救急対応・応急手当]]></category>
		<category><![CDATA[労作性熱射病]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理体制構築]]></category>
		<category><![CDATA[熱中症]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.trainer-note.com/?p=29</guid>

					<description><![CDATA[熱中症は、熱失神、運動誘発性筋けいれん、熱疲労、熱射病を総称した障害です。労作性熱射病は、スポーツや職場における熱中症の中で最も重篤な状態です。 労作性熱射病の症状 多くの労作性熱射病の症状は、脱水や強い倦怠感、頭痛など [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">熱中症は、熱失神、運動誘発性筋けいれん、熱疲労、熱射病を総称した障害です。労作性熱射病は、スポーツや職場における熱中症の中で最も重篤な状態です。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">医学的に熱射病は、<strong>「深部体温が40.5℃以上で、中枢神経系の異常の2つを呈した状態」</strong>と定義されています。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、労作性熱射病の症状や救急対応、予防について解説します。</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病の症状</h2>



<p class="wp-block-paragraph">多くの労作性熱射病の症状は、脱水や強い倦怠感、頭痛など熱疲労の症状と共通しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、労作性熱射病の症状の特徴として、医学的な熱射病の定義にも含まれている「<strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-vivid-red-color">中枢神経系の異常</mark></strong>」があります。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>代表的な中枢神経系の異常</p></div>



<ul class="wp-block-list">
<li>意識消失</li>



<li>ヒステリー</li>



<li>見当織障害</li>



<li>攻撃的な言動　など</li>
</ul>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">熱疲労は深部体温をコントロールしようと中枢神経系が働いている状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、労作性熱射病の場合には、中枢神経系に異常が起こるので、体が深部体温をコントロールしようとする機能が働かない状態のため、深部体温が40.5℃以上に上がっていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-vivid-red-color">深部体温が40.5℃以上になる労作性熱射病は、生命が危険となる緊急事態</mark></strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温が40.5℃以上の時間が長くなればなるほど、予後が乏しいことがわかっています。最悪の場合には、全身性の血液凝固から多臓器不全を引き起こし、死に至る可能性があります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病の救急対応</h2>



<p class="wp-block-paragraph">少しでも40.5℃以上の時間を短くするための労作性熱射病の救急対応は、積極的な全身冷却が必要です。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>国際的な労作性熱射病における病院前治療（プレホスピタルケア）のゴールドスタンダード</p></div>



<p class="has-text-align-left wp-block-paragraph">直腸温（深部体温）を測定しながら、アイスバスを使って深部体温を30分以内に39℃以下に冷却する</p>
</div>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>上記の救急対応ができた場合には、生存率が100%で、予後も良好であることが報告</strong>されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">突然心停止のときの3分以内にAEDの電気ショックのように、労作性熱射病では、救急車が現場に到着するまでに積極的に全身冷却して、30分以内に深部体温を39℃以下に下げることが救命の鍵となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アメリカなどの海外のスポーツ現場では、アスレティックトレーナーを含めたメディカルスタッフが、労作性熱射病を疑ったときには深部体温を把握するために直腸温を測定することができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、日本の場合にはスポーツ現場や職場など、病院外で医師以外が直腸温を測定することは極めて困難な状況です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、アイスバスを使った冷却方法が、深部体温を下げる最も効率の良い方法ではありますが、医師が不在の現場など、直腸温を継続的にモニタリングせずに実施すると、過度な冷却による低体温症のリスクが伴います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">直腸温を継続的に測定する医師がいない現場でのアイスバスを使った冷却については、低体温症にならないようにするための注意が必要です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">&#8220;直腸温の測定ができない場合でも、熱射病が疑われる場合には身体冷却を躊躇すべきではなく、その場合には「寒い」というまで冷却します。”</p>
<cite>日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック第6版」 p.9</cite></blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">上記のように低体温症にならないように注意が必要ではありますが、日本スポーツ協会が発行しているガイドブックの中にも<strong>「身体冷却は躊躇すべきではない」</strong>と明記されています。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病に対するアイスバス法のやり方について詳しく下記の記事で解説しています。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-blog-card">
	<div class="p-blogcard c-hover-opacity">

				<a class="p-blogcard__img-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/"">	
			<img decoding="async" width="1000" height="654" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/stewardesign-woman-6759088.jpg" class="attachment-large size-large wp-post-image" alt="アイスバス法とは？救命率100% 労作性熱射病の救急対応として最も効率よく深部体温を下げるやり方を解説" />		</a>

		<a class="p-blogcard__title-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/">アイスバス法とは？救命率100% 労作性熱射病の救急対応として最も効率よく深部体温を下げるやり方を解説</a>

					<a class="p-blogcard__excerpt-area" href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/"">	
				熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復す&hellip;			</a>
				<div class="p-blogcard__btn-area"><a href="https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/" class="p-blogcard__btn c-btn">記事を読む</a></div>
	</div>
</div>




<p class="wp-block-paragraph">アイスバスを使った冷却方法が現場で利用することが難しい場合には、下記の3つの方法でも深部体温を30分間以内に39℃以下にできます。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init is-style-yellow">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>労作性熱射病に有効な冷却方法</p></div>



<ul class="wp-block-list">
<li>水道水を全身にかけ流す水道水散布法＋氷嚢などを使ったアイスマッサージ＋タオルなどを使って送風</li>



<li>氷水に浸したタオルをできるだけ広い面積を冷やし、タオルをこまめに交換するアイスタオル法</li>



<li>冷房の効いた部屋＋動脈アイシング＋扇風機またはタオルなどを使って送風</li>
</ul>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">スポーツ現場や職場などで労作性熱射病の疑いがあり、直腸温を測定する医師がいない場合には、上記のような冷却方法で救急隊員が到着するまで、もしくは本人が「寒い」と言うまで深部体温を下げるようにしましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この場合、深部体温の測定は搬送先の病院の医師がすぐに実施することが推奨されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、「30分以内に深部体温を39℃以下に冷却する」という点で注意しなければならないのは、労作性熱射病を発症してから30分以内であって、冷却開始して39℃以下に冷却できる方法を事前に確保しておけば救命率100%を確保しているということではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">事前に上記のいずれかの冷却方法を事前に確保していたとしても、下記のような原因で30分以内に深部体温を39℃以下に下げられない場合があります。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>深部体温が30分以内に39℃以下に下げられない原因</p></div>



<ul class="wp-block-list">
<li>傷病者発見の遅延: 労作性熱射病の疑いがある人の発見が遅れる</li>



<li>EAP（緊急時対応計画: エマージェンシーアクションプラン）発動の遅延: 労作性熱射病の疑いがあり、緊急事態と判断が遅れる</li>



<li>移動・搬送の遅延: 全身冷却できる場所への移動または搬送に時間がかかる</li>
</ul>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">活動している現場の状況に合わせて、30分以内に深部体温を39℃以下に冷却する救護体制を整えるためには、労作性熱射病に特化したEAP研修と当日のEAPハドルが重要な役割を果たします。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">EAPハドルとは、大会や試合前などに関係者が集まり、EAPに基づいた救護体制や対応方法を確認する短時間のミーティングのことで、BリーグではEAPハドルを実施する時間を義務化しています。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">また、日本ラクロス協会では、「Safety Time Out」という名称で導入されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病に対するEAP研修は少なくとも下記の内容を含める必要があります。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init is-style-gray">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>EAP研修の内容</p></div>



<ul class="wp-block-list">
<li>関係者への教育プログラム</li>



<li>EAPの作成</li>



<li>EAPに基づく労作性熱射病を想定したシミュレーション訓練</li>
</ul>
</div>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病の予防</h2>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病は、深部体温をコントロールできずに深部体温が40.5℃以上になり、中枢神経系の異常が起こる病態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">予防としては熱疲労などと同じように労作性熱中症の予防となる深部体温のコントロールが重要になります。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init is-style-gray">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>労作性熱中症の予防</p></div>



<ul class="wp-block-list">
<li>体調管理（健康）</li>



<li>熱中症になりやすい人（子ども、高齢者、女性、低体力者、肥満、中枢神経障害など）への配慮</li>



<li>暑熱順化</li>



<li>水分・塩分の補給</li>



<li>脱水状態の把握: 体重の測定、おしっこの色など</li>



<li>身体冷却（内部冷却、外部冷却）</li>



<li>暑さ指数計（WBGT計）による暑さ指数の把握</li>



<li>運動時間、運動負荷（練習や試合、仕事内容）などの調節　など</li>
</ul>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">上記の労作性熱中症の予防に加えて、労作性熱射病がスポーツ活動中に発生する3つのパターンを把握して予防することも重要です。</p>



<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>スポーツ現場の労作性熱射病の３つの発生パターン</p></div>



<ul class="wp-block-list">
<li>罰走など元々予定されていなかった運動を課せられたパターン</li>



<li>熱疲労の症状が出ていたにも関わらず強制的に、または気づかずに運動を強いられたパターン</li>



<li>体調不良や熱疲労の症状を自分で無視・無理して、または気づかずに運動を継続したパターン</li>
</ul>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>アイスバス法とは？救命率100% 労作性熱射病の救急対応として最も効率よく深部体温を下げるやり方を解説</title>
		<link>https://www.trainer-note.com/cold-water-immersion-heat-stroke/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletictrainer]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 06:13:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[救急対応・応急手当]]></category>
		<category><![CDATA[労作性熱射病]]></category>
		<category><![CDATA[安全管理体制構築]]></category>
		<category><![CDATA[救急対応]]></category>
		<category><![CDATA[熱中症]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.trainer-note.com/?p=25</guid>

					<description><![CDATA[熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復するために重要です。 そのため、労作性熱射病の救急対応の体制を整える上では、倒れてから（発症してから） [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復するために重要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、<strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-vivid-red-color">労作性熱射病の救急対応の体制を整える上では、倒れてから（発症してから）30分以内に深部体温を39℃以下に下げるための早期発見・搬送・全身冷却の体制が鍵</mark></strong>となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病に対する全身冷却として、国際的なゴールドスタンダードになっているのが、アイスバス法です。アイスバス法は、海外では、Cold Water Immersion（氷水浸漬）と呼ばれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、労作性熱射病の疑いがあるときの救急対応としてのアイスバス法のやり方について分かりやすく解説します。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="850" height="726" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/氷水浴.png" alt="" class="wp-image-27" style="aspect-ratio:1.1708081973996558;width:402px;height:auto"/></figure>



<h2 class="wp-block-heading">熱中症に対する有効な冷却方法とは</h2>



<p class="wp-block-paragraph">熱中症の応急手当として一般的な冷却方法は、ケガをしたときに実施するRICE処置として用いるアイシング用のアイスバッグや氷嚢を首や脇の下、鼠径部などに当てるのが一般的です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この冷却方法は、首や脇の下、鼠径部の近くを走行している比較的大きな動脈を冷やすことによって、体温を下げる方法（動脈アイシング）です。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">熱中症は、熱失神、運動誘発性筋けいれん、熱疲労、熱射病を総称した障害です。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">熱射病以外の熱失神、運動誘発性筋けいれん、熱疲労に対しては動脈アイシングも効果的です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、労作性熱射病に対しては、30分以内に深部体温を39℃以下に下げなければならないので、<strong><mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0)" class="has-inline-color has-vivid-red-color">効率良く深部体温を下げる方法</mark></strong>を選択しなければなりません。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病について、下記の記事で詳しく解説しています。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-blog-card">
	<div class="p-blogcard c-hover-opacity">

				<a class="p-blogcard__img-area" href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/"">	
			<img decoding="async" width="1000" height="750" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/lindajm-emergency-vehicles-2770875_1280.jpg" class="attachment-large size-large wp-post-image" alt="【2026年最新】労作性熱射病とは？熱中症で最も重篤な熱射病の原因・症状・救急対応・予防をまとめました" />		</a>

		<a class="p-blogcard__title-area" href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/">【2026年最新】労作性熱射病とは？熱中症で最も重篤な熱射病の原因・症状・救急対応・予防をまとめました</a>

					<a class="p-blogcard__excerpt-area" href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/"">	
				熱中症は、熱失神、運動誘発性筋けいれん、熱疲労、熱射病を総称した障害です。労作性熱射病は、スポーツや職場における熱中症の&hellip;			</a>
				<div class="p-blogcard__btn-area"><a href="https://www.trainer-note.com/exertional-heat-stroke/" class="p-blogcard__btn c-btn">記事を読む</a></div>
	</div>
</div>




<div class="wp-block-sbd-background-block-title sbd-bg-color sbd-inner-block-init is-style-gray">
<div class="wp-block-sbd-heading"><p>動脈アイシングが深部体温を下げる効率</p></div>



<ul class="wp-block-list">
<li>動脈アイシングでは、１分間に約0.03℃、体温を低下させます。</li>



<li>深部体温が40℃であれば、39℃まで下げるのに約30分、38℃まで下げるのに約60分かかります。</li>
</ul>
</div>



<p class="wp-block-paragraph">「39℃までに約30分だから大丈夫」と考えるかもしれませんが、実際に労作性熱射病になった人の深部体温は42℃まで高くなっていることが報告されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">救護体制を整えるためには、悪いケースを想定して準備しなければなりません。動脈アイシングだけでは、労作性熱射病に対して有効な冷却法とは言えません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病に対して有効な冷却法は、<strong>できるだけ広い体表面を冷却すること</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回の記事で紹介する<strong>「アイスバス法では、１分間に約0.16℃、深部体温を低下する」</strong>と報告されています。</p>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">アイスバス用のバスが用意できない場合には、代用としてブルーシートを使うTACOという方法もあるので、下記の記事でやり方を確認してください。</p>
</div></div>



<div class="wp-block-sbd-blog-card">
	<div class="p-blogcard c-hover-opacity">

				<a class="p-blogcard__img-area" href="https://www.trainer-note.com/taco/"">	
			<img decoding="async" width="1000" height="667" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/conrad-stel-d7Q5DhR5ylg-unsplash.jpg" class="attachment-large size-large wp-post-image" alt="ブルーシートを使ったTACOとは？労作性熱射病の救急対応のアイスバス法の代用となるやり方をわかりやすく解説" />		</a>

		<a class="p-blogcard__title-area" href="https://www.trainer-note.com/taco/">ブルーシートを使ったTACOとは？労作性熱射病の救急対応のアイスバス法の代用となるやり方をわかりやすく解説</a>

					<a class="p-blogcard__excerpt-area" href="https://www.trainer-note.com/taco/"">	
				熱中症の中で死亡や重い後遺症を残す可能性のある労作性熱射病では、深部体温を迅速に下げることが救命と後遺症を残さずに回復す&hellip;			</a>
				<div class="p-blogcard__btn-area"><a href="https://www.trainer-note.com/taco/" class="p-blogcard__btn c-btn">記事を読む</a></div>
	</div>
</div>




<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病のゴールドスタンダード＝深部体温のモニタリング＋アイスバス法</h2>



<p class="wp-block-paragraph">アイスバス法では、効率よく深部体温を下げるため、必要以上に深部体温を下げてしまう可能性があります。そのリスクを少なくし、予後を良好にするために深部体温のモニタリングが国際的にはセットになっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">海外では、労作性熱射病の疑いがある場合には、まず直腸温で深部体温を測定します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温の測定は、労作性熱射病の評価とアイスバス法を終了するタイミングの判断材料になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アメリカでは、アスレティックトレーナー（BOC-ATC）が直腸温を測定することができますが、日本では、スポーツ現場や職場などの病院外では<strong>医師のみ</strong>が直腸温を測定することができます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">労作性熱射病のためのアイスバス法の手順</h2>



<div class="wp-block-sbd-balloon sbd-balloon sbd-balloon--id-1 sbd-balloon--flat sbd-balloon--l sbd-balloon--gray block-box"><div class="sbd-balloon__profile"><figure class="sbd-balloon__icon"><img decoding="async" src="https://www.trainer-note.com/wp-content/uploads/shunjinnouchi.jpg" alt="ジンノウチ" class="sbd-balloon__img"/></figure><div class="sbd-balloon__name">ジンノウチ</div></div><div class="sbd-balloon__text-box sbd-inner-block-init">
<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、深部体温を測定するステップもアイスバス法のやり方を解説する際に含めています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">繰り返しになりますが、日本では、スポーツ現場のような病院外では、<strong>医師のみ</strong>が直腸温を測定することができます。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">熱中症の重症と聞くと、ぐったりしている状態をイメージするかもしれませんが、労作性熱射病の場合には、中枢神経系の異常が特徴のため、暴れたり、暴言など救急対応をする人に対して、攻撃的になる場合があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本人だけでなく、労作性熱射病の疑いがある人の関係者も含めて、なぜ全身冷却する必要があるのかなど、事前にも説明することが大切です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ① ヒートデックの準備</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ヒートデックとは、労作性熱射病に対して身体を冷却する場所のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アイスバス用のバス、水道、氷、排水場所などの確保やプライバシーへの配慮をしながら設置場所を決めましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アイスバスの水温の目安は、10〜15℃以下です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ② 深部体温の評価とアイスバス法の実施の判断（EAP発動）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病の疑いがあるときには、医師によって深部体温を測定します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温が40.5℃以上の場合または深部体温が40.5℃未満の場合でも、中枢神経系の異常があれば労作性熱射病を疑います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">労作性熱射病の疑いがある場合には、緊急時と判断し、EAP（緊急時対応計画: エマージェンシーアクションプラン）を発動します。</p>



<div class="wp-block-sbd-checkpoint-block"><p class="sbd-checkpoint-title">チェックポイント</p><div class="sbd-checkpoint-content sbd-inner-block-init">
<p class="has-text-align-center wp-block-paragraph">労作性熱射病の疑い→EAP発動→アイスバス法の説明・実施</p>
</div></div>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ③ 役割❶ 溺れるのを防ぐ＋説明</h3>



<p class="wp-block-paragraph">1人目の役割は、傷病者が溺れるのを防ぐことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔が水中に沈んで溺れないように、大きなタオルを両脇の下から通して胸の前にかけ、傷病者の姿勢を保持し、安全面に配慮します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アイスバス法の説明など、傷病者とコミュニケーションをとります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">可能であれば、経口補水液を飲ませるようにしてください。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ④ 役割❷ アイスバスに浸ける</h3>



<p class="wp-block-paragraph">役割❶を果たす人が頭部に位置し、他の数名と傷病者をアイスバスの中に浸けるために移動させます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">傷病者が自分で立ち上がり、アイスバスに助けを得ながら自力でアイスバスに入れる場合もありますが、自分では立ち上がれない場合が多くあります。このとき、メッシュの担架用シートを利用すると便利です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">頭や手足などアイスバスに浸かっていない部分に関しては、タオルを氷水に浸して（アイスタオル）、冷却すると効率的です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑤ 役割❸ アイスバス内の氷水をかき混ぜる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">体の表面の氷水が温くなって深部体温を下げる効率が下がる可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">常に冷たい水が皮膚の周囲にあるようにし、氷水が動くことによって、効率よく深部体温を下げるようにしてください。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑥ 役割❹ 深部体温や血圧など継続的にモニタリング＋記録</h3>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温を下げすぎてしまうと低体温となるリスクがあります。また、深部体温が下がるのはかなり個人差があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温を測定しながらバイタルサインなどの症状や時間経過などを記録してください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温に変化があるたびに体温と時間を記録してください。深部体温が急激に下がった場合には、しっかりと10cm奥まで入っておらず、直腸温が正確に測定できていない可能性があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑦ アイスバス法の終了</h3>



<p class="wp-block-paragraph">深部体温が39℃以下になったら、アイスバスから引き上げます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本スポーツ協会では、深部体温を測定できない場合にアイスバス法をする場合には、「寒い」と言うまでと明記しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">またはアイスバス法を開始してから20分後（深部体温が約3℃以上低下したと推定）にはアイスバスから引き上げる目安としています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑧ 15分間の経過観察</h3>



<p class="wp-block-paragraph">アイスバスから引き上げた後に、再度、深部体温が上昇しないか、低体温に陥らないかなどを評価するために、15分間は経過観察します。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ステップ⑨ 医療機関の受診</h3>



<p class="wp-block-paragraph">15分間の経過観察で問題がない場合には、臓器障害がないかを採血検査などで確認するために医療機関を受診します。</p>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">今回の記事では、労作性熱射病に対するアイスバス法を解説させていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">医師がいる、いないに関わらず、現場で労作性熱射病の疑いがある人が発生したときにどのような救急対応を実施するかを事前に決め、救護体制を整えておく必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、どのような手順で労作性熱射病に対して救急対応をするのかについては、それぞれの現場に合った手順を安全マニュアルに明記することが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">事前に救急対応の手順や救護体制を整えたけど、労作性熱射病の疑いが発生しなかったというのが一番いいということは言うまでもありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしものための救護体制をしっかりと構築し、熱中症予防に取り組んでいただけたらと思います。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
